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松山市内の居住用不動産における市況について
ブログの更新がご無沙汰になりました。久しぶりの更新になります。今回は、久しぶりに、令和6年11月現在の松山市内の不動産売買市況についてお伝えさせて頂きます。
現在、松山市内の居住用不動産については、買主様数は減少傾向で、売主様数は増加傾向になります。売主様が増えている理由は、相続等による空家が増加しており、遊休資産の売却をお考えの方が増えているからです。又、離婚が原因の不動産売却も多いです。一方、買主様につきましては、建築費の高騰により、新築物件の価格高騰や日々の生活コストの上昇によって、不動産を購入したい思われる買主様は減少傾向にあります。
決して積極的とはいえない不動産売買市況の中で、松山市内の中古分譲マンションについては、取引は活発でお探しの方が多く、弊社でも多くの買主様からお問い合わせを頂いております。分譲マンションは立地が良く、生活する設備が整っている事と、大家族でお住まいになる方が少なくなっている為、生活するのに広さがちょうどいい事等があげられます。
一方、土地・一戸建につきましては、土地は人気地区や分譲宅地については問題なく流通しているようですが、郊外の土地、土地面積が広すぎる物件、狭すぎる物件は成約に苦戦しております。お探しの買主様が少ないからです。
同様に一戸建につきましては、新築の建売住宅において、以前よりは在庫物件が成約になったようですが、建築費の高騰により、販売価格が上昇しておりますので、以前より高値の物件は成約に苦戦しております。又、中古住宅につきましても、新築物件が増えた事による影響からか、購入希望の買主様が減少しており、成約まで期間を要するケースが増えております。特に郊外の中古住宅ほど、買主様が少ないので、成約に苦戦しております。
上記については買主様の動きになりますが、これから不動産売却を予定される売主様にとっては、予め知って頂く事で、現在の市況にあった物件売却が実現できると思います。
強気で売出する事ができる物件とそうではない物件と2極化しているのが、松山市内の居住用不動産の流通市況になります。今後、不動産をご売却される時には、参考にして頂ければと思います。