4月の物件確認から見た不動産の売却状況と今後の予測について

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4月の物件確認から見た不動産の売却状況と今後の予測について

 リビング椿では、月1回、物件確認といって、市場で販売中の売物件について未だ販売中であるか、クリーニング作業を行うようにしております。価格変更していたり、契約になっていた物件が、何時までもHP等に掲載されて、お客様にご迷惑がかからないようにする為です。

 今月は4月の半ばに物件確認を実施したのですが、思いのほか、土地・一戸建・中古分譲マンション、全ての物件で契約件数が増えている事に驚きました。3月後半の契約物件が含まれているからかも知れません。しかし、弊社では何時までもこの動きは続かないと思っております。

 それと、もう一つ特徴的だった事は、販売価格の改訂をした物件がとても多かった事です。特に新築建売物件は多くの物件が値下げになっており、現在も販売中の物件が多数ございます。

 購入希望のお客様動向は、新築物件の売れ行きを見ていると大変分かりやすく、値下げ物件が多いという事は、販売に苦戦している傾向が読み取れます。不動産購入希望者のピークが過ぎ、これから夏場にかけてお客様が緩やかに減少して、夏休み期間中は購入希望のお客様が最も少なくなる傾向がございますので、不動産売却を現在検討されているお客様は、早めに売却にかかる事が高値成約に繋がりやすい市況だと弊社では考えております。お客様の数が少なくなるからです。

 毎年GWが終了しますと、売物件が少し市場に増える傾向があります。一部の方はそれを見越して、不動産購入をスタートされる方もいらっしゃいます。その特徴も知って頂きながら、お客様の今後の不動産売却の参考にして頂ければ幸いに思います。